引き戸のトラブル

YKKの引き戸、「れん樹」というシリーズは標準の引き戸と比べて大型なので開閉がしやすく人気のシリーズです。
オプションで取手を大型のバーハンドルに変更することもできます。

最近各サッシメーカーで力を注いでいるのが引き戸のバリアフリー化です。バリアフリー化にともない、車いすでも出入りできるように引き戸が大型化しているのです。
トステムのPGシリーズなどもこのような傾向があります。
しかし、このような引き戸にはお客様の立場からいうとすこし問題があります。
ひとつは部品がセットになっていることです。戸先錠と召し合い錠がセットになっているので原則的に局部交換はできないのです。
そして部品の価格も高額になっています。気軽に鍵交換ができないという問題があります。
さらに言えば引き戸錠の在庫がなければ納期にも時間がかかります。鍵を紛失したから念のため交換しておきたいと思っても気軽に交換してもらえなかったり、鍵が盗まれたから今すぐ交換して欲しいという場合にはちょっと困ってしまうのです。

こういう場合、どうしたらいいかというと、やはり一番いいのは鍵を紛失しないことです。
家を建てた時などに大工さんやハウスメーカーに玄関の鍵のことやメンテナンスのことはあらかじめ聞いておくようにしましょう。